普段は全く痛まないのに歯が痛み出すと頭痛もする、という経験をした人もいるのではないでしょうか。
これは「神経血管性歯痛」といい、片頭痛や群発頭痛によるものの可能性があります。
これらの頭痛は脳の血管が一時的に炎症を起こしたため起こるもので、その痛みが顔面の神経と合流して歯痛が起こるのです。
歯痛によって頭痛がしていると勘違いして歯の治療を行う人もいます。
しかし、この場合頭痛が引き起こしているものなので、まずは頭痛の治療が優先です。
素人では判断がつきにくい症状なので、心当たりがある人は頭痛の専門医に相談をするのがおすすめです。
神経痛は重大な病気の可能性もあります。
痛みを感じる場合は早めに受診するようにしましょう。