目立ちにくい歯列矯正方法として、歯の表側ではなく裏側に器具を設置する舌側矯正という方法があります。
歯の裏側に矯正器具が隠れてしまうので、周囲からほとんど見えることがありません。
歯の動き方も表側に器具を設置するのとほとんど変わりません。
ただ、舌に器具が触れてしまうことから、喋りにくくなってしまうのではないかと心配している方もあるようです。
確かに、舌に異物感があるために多少発音障害が生じる可能性があります。
無意識のうちに舌があたらないように動かしてしまい、不自然な発音になってしまうことも少なくありません。
しかし、2~3週間もすれば慣れてしまい、あまり気にならなくなるものです。
早い人だと1週間程度で慣れてしまう人もいます。
発音障害を心配するよりも、周囲から気づかれないで矯正治療ができるメリットの方が断然大きいと言えるでしょう。