歯科矯正中に”パスタ”はダメ!?気をつけたい食品について

歯科矯正をすれば、正しい噛み合わせと美しい歯並びが得られることが期待できますが、装置に慣れていない間は食事で苦労する人も少なくありません。

歯科矯正中は気をつけたい食品もありますので、避けたほうが良いものや控えたほうが良い食べ物は知っておきたいところです。

パスタは、若い世代に特に人気がありますが、麺類は装置に挟まる可能性がありますので、注意が必要です。

パスタに限らず麺類は粘着性がありますので、装置に挟まるだけではなく、くっついて装置が外れてしまう可能性もあります。

粘着性のある食べ物としては、ガムやキャラメルなども避けたほうが無難です。

歯科矯正を始めたばかりのときは、痛みも感じやすいので、固い食べ物にも気をつけましょう。

歯科矯正中に”ドライフルーツ”はダメ!?気をつけたい食品について

歯科矯正中には、食べ物に注意すること大切なポイントとなりますが、ドライフルーツを食べる場合にも十分にチェックを行いトラブルを生じさせないように心がけたいものです。

味わいや食感などでドライフルーツが好きだという人も少なくありませんが、種類によってはかなり硬い部分がみられることもあり、矯正器具がずれてしまうなどの影響を与えてしまうこともあります。

適正な力を与え続けて歯並びを整える歯科矯正中は、器具の正しい装着が求められることもありますので、硬い部分が多いドライフルーツは十分に注意してください。

硬い部分を取り除くことや、細かく刻むなどの食べ方にも工夫をすることが大切です。

最善策は、硬い部分のあるドライフルーツは歯科矯正中に食べることをなるべく控えるということになります。

裏側矯正中の食事|注意点、起こりやすいトラブルなど

歯の矯正では、スタンダードな治療では装置を表側に装着します。

この方法は歯を早く動かすことができますが、装置が目立つという欠点もあります。

そこで、歯の裏側にワイヤーやブラケットをつける裏側矯正を選ぶ人も増えてきました。

裏側矯正中は食事への影響も気になるところです。

起こりやすいトラブルとしては、まずは装置に違和感があることや痛みを感じることで食事がしづらいことがあげられます。

このほかでは、噛み合わせが変化することで、噛みにくいと感じることもあります。

キャラメルやガムなどの粘着性の食べ物を食べた場合は、装置が取れやすくなることもあるのでこうした食べ物には注意が必要です。

裏側矯正の装置は複雑になっていますので、食べ物がくっついたときにも取りにくいということも理解しておきましょう。

マウスピース矯正中の食事|注意点、起こりやすいトラブルなど

マウスピース矯正中に食事をするときの注意点、起こりやすいトラブルを3つ説明します。

一つ目は、マウスピース矯正の破損、変形についてです。

マウスピース矯正は0.5㎜とうすいため、硬い食べ物を噛んでしまうと、噛んでいる途中の摩擦や強いかみ合わせに耐え切れず、破損したり変形したりする可能性があります。

二つ目は、着色することです。

コーヒーやお茶を飲むとマウスピース矯正に着色してしまいます。

気になる方は、コーヒーやお茶を飲む際に外してください。

ただし、マウスピース矯正を外す時間がない時があるかもしれません。

その時はストローを使って飲むという対処法があります。

三つ目は、虫歯や歯周病についてです。

スポーツ飲料水や清涼飲料水などの糖分をたくさん含んでいる飲み物は菌が隙間に入り込み、虫歯や歯周病になってしまいます。

ワイヤー矯正中の食事|注意点、起こりやすいトラブルなど

ワイヤー矯正中の食事で注意すべきことは、やはり装置がずれたり破損する恐れがあるため、硬い食物は避けることです。

硬い食物は必要以上に歯に負荷をかけてしまったり、移動しつつある歯の痛みが増す原因にもなるので極力控えましょう。

また、歯と装置の隙間に溜まりやすい食物も避けるのが無難です。

代表的なものとしては、ラーメンやパスタなどの麺類で粘着性が高いため装置の隙間に残り、虫歯の原因になりやすいです。

ほうれん草やえのきなどの野菜類も細い繊維が装置にからまり、歯ブラシでも取れにくくトラブルの素になります。

キャラメルやチーズ、餅などは非常に粘着性が強くて装置にくっついたりワイヤーがずれる危険性もあるので、矯正中は食べないようにするのが得策です。

歯科矯正中の食事に”卵”がオススメな3つの理由

専用器具を用いる歯科矯正中の食事には、卵がピッタリです。

スーパーフードと呼ばれるほど、高い栄養価にも恵まれています。

ビタミンCと食物繊維、この2つ以外の栄養をほとんど含むためです。

三大栄養素たんぱく質をはじめ、必須アミノ酸も豊富に含みます。

そのままはもちろんのこと、焼いたりゆでたり煮たりしても、柔らかいですから矯正器具が取れたり、壊れてしまう心配もありません。

よく咀嚼して食べるのは良いことですが、歯科矯正中は噛むことも少し大変に感じることがあります。

でも卵は消化が良いですから、過剰に噛む必要もありません。

高たんぱくでありつつ低コレステロールと、脂質も少ないことから食べることで罪悪感を感じることにもならないです。