ワイヤー矯正中の食事|注意点、起こりやすいトラブルなど

ワイヤー矯正中の食事で注意すべきことは、やはり装置がずれたり破損する恐れがあるため、硬い食物は避けることです。

硬い食物は必要以上に歯に負荷をかけてしまったり、移動しつつある歯の痛みが増す原因にもなるので極力控えましょう。

また、歯と装置の隙間に溜まりやすい食物も避けるのが無難です。

代表的なものとしては、ラーメンやパスタなどの麺類で粘着性が高いため装置の隙間に残り、虫歯の原因になりやすいです。

ほうれん草やえのきなどの野菜類も細い繊維が装置にからまり、歯ブラシでも取れにくくトラブルの素になります。

キャラメルやチーズ、餅などは非常に粘着性が強くて装置にくっついたりワイヤーがずれる危険性もあるので、矯正中は食べないようにするのが得策です。

マウスピース矯正中の食事|注意点、起こりやすいトラブルなど

マウスピース矯正中に食事をするときの注意点、起こりやすいトラブルを3つ説明します。

一つ目は、マウスピース矯正の破損、変形についてです。

マウスピース矯正は0.5㎜とうすいため、硬い食べ物を噛んでしまうと、噛んでいる途中の摩擦や強いかみ合わせに耐え切れず、破損したり変形したりする可能性があります。

二つ目は、着色することです。

コーヒーやお茶を飲むとマウスピース矯正に着色してしまいます。

気になる方は、コーヒーやお茶を飲む際に外してください。

ただし、マウスピース矯正を外す時間がない時があるかもしれません。

その時はストローを使って飲むという対処法があります。

三つ目は、虫歯や歯周病についてです。

スポーツ飲料水や清涼飲料水などの糖分をたくさん含んでいる飲み物は菌が隙間に入り込み、虫歯や歯周病になってしまいます。

裏側矯正中の食事|注意点、起こりやすいトラブルなど

歯の矯正では、スタンダードな治療では装置を表側に装着します。

この方法は歯を早く動かすことができますが、装置が目立つという欠点もあります。

そこで、歯の裏側にワイヤーやブラケットをつける裏側矯正を選ぶ人も増えてきました。

裏側矯正中は食事への影響も気になるところです。

起こりやすいトラブルとしては、まずは装置に違和感があることや痛みを感じることで食事がしづらいことがあげられます。

このほかでは、噛み合わせが変化することで、噛みにくいと感じることもあります。

キャラメルやガムなどの粘着性の食べ物を食べた場合は、装置が取れやすくなることもあるのでこうした食べ物には注意が必要です。

裏側矯正の装置は複雑になっていますので、食べ物がくっついたときにも取りにくいということも理解しておきましょう。

ホンネの体験談!裏側矯正ってぶっちゃけどうなの?

歯並びが綺麗だと人前でも自信をもって笑顔になれますよね。

近年の日本では歯並び矯正をしている人も多くなってきました。

歯並び矯正をするにあたって、不安になるのが見た目が悪くなるという点です。

一般的に歯並びを良くする際には銀色の針金を使用することが多いです。

その見た目の不安を解消してくれるのが「裏側矯正」です。

一見デメリットのなさそうな治療法ですが、主に2つのデメリットがあります。

1つは単純にお金がかかるという点です。

もうひとつは歯磨きするのが難しいため、どうしても虫歯ができやすくなってしまうという点です。

基本的に歯並び矯正中に虫歯ができてしまった場合は、ひどくなる前に早急に治療する必要があります。

裏側矯正をする場合は、そのデメリットについてしっかりと理解する必要があるといえます。

ホンネの体験談!セラミック矯正ってぶっちゃけどうなの?

セラミック矯正して思うことは、やはりセラミック矯正は歯がきれいに見えるけどワイヤー矯正とは異なるのが乾燥です。

矯正をしたことがありますが、何年もかかるので前歯はセラミック矯正を選びました。

ちょっとした歯の矯正ならセラミック矯正は便利ですし、前歯の着色も気になっていたのでやはりそこはプラスチックのかぶせ物と違って透明感があります。

良いところばかりではないですし、メンテナンスも必要ですがセラミック矯正は手軽で悪くない印象です。

ですが、価格がかなり高くて混ざりものがないとハイブリッドに比べて更に高額です。

一生持つわけではないですし、保険がきかないのでみんなに勧められるわけではないですが見た目がきれいになったので気に入っています。

ホンネの体験談!ワイヤー矯正ってぶっちゃけどうなの?

上も下もガタガタの歯並びを治すために、思い切ってワイヤー矯正をしました。

できるだけ早く完了したかったので、ワイヤー矯正の中でも矯正期間の短いセルフライゲーションブラケットにしました。

費用は100万円近くかかりましたが、1年ちょっとで完了したので満足しています。

ワイヤー矯正で良かったのは、スピーディーにガタガタの歯を美しい歯並びに変えられたことです。

人前で躊躇なく歯が見せられるようになりました。

ただ、ワイヤー矯正をしていると歯磨きがしにくく、ワイヤーと歯の間に挟まった食べかすを取りにくいのが大変でした。

事務職なのでワイヤーが光るのもそれほど気にならず、仕事に大きな支障が出なかったのも良かったです。

ホンネの体験談!インビザライン矯正ってぶっちゃけどうなの?

歯並びが悪いことでずっとコンプレックスを持っていました。

さらに歯磨きがしにくいためにむし歯にもなりやすく、歯並びが悪いことで良いことなど一つもありません。

子供のときに親が矯正治療を受けさせてくれたらどれほど良かっただろうと思うこともあるのですが、経済的な事情を考えると無理も言えません。

成人して自分で働くようになった後、やっと矯正治療を行うことができ感無量でした。

私が選んだのはインビザラインです。

ワイヤーを取り付けるのが恥ずかしいという理由で、このインビザラインを選んだのですが、正直に言うとこのような方法で本当に歯が動くのだろうかと半信半疑でした。

しかし、治療を開始するとすぐに歯が動きだすのが分かりました。

それで疑いもすっかり消え、治療に専念することができました。

周囲からはまったく気づかれることもなく1年半程度で治療は終了し、今ではすっかりコンプレックスも消えました。

マウスピース矯正|マウスピースを外した方がいい飲み物とは?

マウスピース矯正を行っている間は、マウスピースをはめた状態での飲食は基本的に禁止です。

OKなのは水だけです。

それ以外の飲食はマウスピースを外して行わなければなりません。

ただ家にいるときは良いのですが、外出先で人がいるところでは外すというのは簡単ではありません。

いったいなぜマウスピースを付けたままジュースも飲んだり、お酒も飲んだりすることができないのでしょうか。

それは甘いものを飲むと糖分が中に入ってしまってむし歯の原因になったり、熱いものを飲むと熱によってマウスピースが変形したり、さらにコーヒーやお茶を飲むことで着色されてしまう可能性があるからです。

これではせっかく目立ちにくい矯正治療をしているのに意味が無くなってしまいます。

歯肉退縮|矯正中のトラブル…医師への相談方法やタイミング

歯科矯正中に何らかの異変を感じた場合には、症状について医師へ相談することが重要です。

トラブルとして比較的多い歯肉退縮は、歯の周囲にある歯茎の部分がすり減って、歯の根が見えてくるという状態を指します。

歯と歯の間に大きな隙間ができてしまったり、知覚過敏が発生して痛みを感じたりすることがあります。

その部分が虫歯になってしまうおそれもありますので、歯茎が下がってきたと感じた場合には定期的な通院の際にきちんと伝えて適切な対処をしてもらうことが望ましいでしょう。

歯肉退縮による痛みを感じた場合や違和感が強い場合などは、すぐに相談をすることでトラブルの拡大を防ぐことができます。

歯科矯正中は矯正器具を装着しているという状態ですので、歯や歯茎の状態の異変がある場合にはすぐに相談することが望ましいものです。

もしも歯肉退縮が生じた場合には、ご自身の感じている痛みや違和感を、確実に歯科医師へ伝えてください。

歯科矯正の歴史|古代ローマやギリシャ時代からあった歯並びの意識

歯科矯正は歯並びを綺麗な状態にできますから、正しい噛み合わせを実現できます。

この歯科矯正の歴史は古く、古代ローマで医師をしていた人物が永久歯がおかしな位置に生えてきた場合は、正常な位置に戻すべきだと言及しています。

ギリシャ時代の医師も歯や顎が問題となり、歯並びや噛み合わせが悪くなることを意識していました。

昔から歯並びの意識はありましたが、歯を直接押すような古典的な方法で矯正がおこなわれていたのが特徴的です。

歯を動かして歯科矯正できる認識を古代ローマやギリシャ時代から、医師達が共有していたのは凄いことだと考えられます。

その後の1700年ぐらいになると現在のような矯正装置を使用する歯科矯正がおこなわれていますから、医師達の知識の積み重ねで歯科矯正も進化しています。